「ブランドの価値を高めるために、極上の履き心地を実現したい」 「既製品によくある、つま先の『ゴロつき』をなくしたい」
アパレルブランドの担当者様や、敏感肌向けの製品を企画されている方から、このようなご相談を多くいただきます。結論から申し上げますと、ブリンングハピネスでは「シームレス(縫い目のない)」な靴下製作が可能です。
今回は、靴下のクオリティを左右する「つま先の処理」の仕組みと、弊社がご提案できる3つの製造方法について解説します。

こんな方におすすめ
- ワンランク上のオリジナル靴下を作りたい方
- デザインだけでなく、履き心地も重視した靴下をOEM製造したい方
- 今の製品に履き心地の悪さを感じている方
「シームレス」が高級靴下のスタンダードである理由
通常の靴下は、筒状に編み立てた後、最後に「つま先」を縫い合わせて閉じます。この際、一般的に使われるのが「ロッソ」という縫製方法です。
- ロッソ縫製: 縫い目が外側に盛り上がり、ミシン目が足の指先や甲に当たります。これが「ゴロつき」の原因です。
- シームレス(リンキング): 編み目同士をつなぎ合わせるため、継ぎ目がフラットで平らな仕上がりになります。
一度シームレスの快適さを知ってしまうと、もう普通の靴下には戻れないと言われるほど、その差は歴然です。高級感のある靴下づくりにおいて、シームレス対応は欠かせない条件となっています。

シームレス靴下を実現する「3つの製造方法」
弊社では、お客様のデザインやターゲット、ご予算に合わせて最適な手法をご提案しています。
① 自動リンキング機能付き編機(最新鋭の効率と品質)
編機の中で、編み立てからつま先の封鎖までを完結させる方法です。 弊社では、イタリア製の最新編機を導入しており、特に168本(168n)や200本(200n)といった「ハイゲージ」での自動リンキングに対応しています。
【事例:キッズ用ニーハイソックス】 トルコ・イスタンブールの提携工場にて、168本のハイゲージで製造。太ももまで伸ばしても締め付けすぎず、かつ「つま先がフラット」な仕様にすることで、繊細なお子様の肌にもストレスのない最高品質を実現しました。
② ハンドリンキング(熟練の職人技)
手動の機械を使い、職人が一針ずつ編み目と編み目を目視で合わせて繋ぎます。 手間はかかりますが、自動機以上の柔軟な仕上がりと精度が魅力です。弊社では、台湾と中国の熟練工場にて対応可能です。
【事例:ギフト用・刺繍入りキッズ靴下】 ハウスメーカー様のノベルティとして製作。柔らかなコーマ綿(高級綿)を使用し、ハンドリンキングで仕上げることで、小さなお子様が「毎日履きたくなる」ような優しい手触りと履き心地を形にしました。
③ ホールガーメント(横編機による無縫製)
島精機製作所様が開発した、一着丸ごと立体的に編み上げる技術です。
※弊社では現在この設備は保有しておりませんが、靴下の形状や用途によっては上記①②の方法で十分に同等の付加価値を実現可能です。

「理想の履き心地」を形にするために
シームレス靴下は、単に機械を通せばできるわけではありません。糸の選定からゲージの調整、そして最適な縫製手法の選択まで、総合的なディレクションが必要です。
「自社のデザインでシームレス化はできる?」「コスト感はどのくらい変わる?」といった疑問がございましたら、ぜひお聞かせください。
弊社は、海外工場のネットワークと確かな技術力で、「デザインの美しさ」と「最高の履き心地」を両立させた靴下づくりをサポートいたします。
\靴下のOEM まずはご相談ください/
岩村 耕平
合同会社ブリングハピネス代表
靴下マイスター
東京都練馬区生まれ。
中華圏と携わって34年目。中華圏でのものづくりの仕事をして24年目。
業務のコミュニケーションはすべて中国語で行う中国語の達人。
大手ぬいぐるみメーカーで通訳、貿易事務、生産管理を経験ののち、靴下OEM製造の魅力に取りつかれ独立。
2014年、合同会社ブリングハピネスを立ち上げる。


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