オリジナル靴下を製造する時の、新生児・キッズ・メンズのサイズ選びの目安は?

オリジナル靴下を製作する上で最も重要となるのが寸法の決定です。靴下のサイズは、つま先からかかとまでの足底の長さ横幅で決まります。長さは調整できますが、横幅は靴下の編機に取り付ける「シリンダー」の針数によって異なります。

ここでは、新生児からメンズまでのサイズ目安と、寸法の決め方をご紹介します。

こんな方におすすめ

  • アパレルメーカーのデザイナーさん
  • 雑貨メーカーの企画担当者さん
  • スポーツなどのイベントの企画担当者さん

新生児からメンズまでのサイズ目安

一般的な靴下のサイズの目安はこちらです。一般的なサイズ以外の特殊なサイズにも対応可能です。

サイズ区分足底の長さ対象年齢の目安
ベビー7-9cm生後0か月~6ヶ月くらい
ベビー9-14cm生後6か月~2歳半くらい
キッズ13-18cm3歳から6歳、年長さんくらいまで
ジュニア15-20cm4歳から8歳、小1-2年生
レディス22-24cm一般的な女性サイズ
メンズ25-27cm一般的な女性サイズ

滑り止めについて

ベビー用の7-9cm、9-14cmともに滑り止めは必須です。生後6ヵ月ですと、実質つかまり立ちするかしないかというところになりますが、それより上のお子様が着用される可能性もあります。
弊社ではベビーを対象とした全ての靴下に滑り止めをつけることを推奨しております。

横幅について

「n」という単位で表します。「n」はニードル(針)の頭文字のnをとったもの。一般的に数値が小さくなるほど幅狭の靴下が製造できます。

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ベビーサイズ

7-9cm 新生児用

生後0か月~6ヶ月くらいまでが対象になります。
この頃の赤ちゃんは、足をばたばたさせるので、サイズが大きすぎるとすぐに靴下が脱げてしまいます。

横幅を小さく作る必要があるので、96nの小さい単位のシリンダーを取り付けた編機で製造します。

7-9cm ベビーサイズ

生後6か月~2歳半くらいまでが対象になります。(3歳もいけるかもしれません)新生児用より幅が広い120nで製造します。

個人差はありますが、つかまり立ちから、よちよち歩き。2歳半くらいになると少ししっかりしてくるというところかと思いますので、滑り止めは必須です。

こんな耳付きの靴下も作れます

キッズ、ジュニアサイズ

13-18cm キッズサイズ

3歳から6歳(年長さん)くらいまでが対象になります。9-14cmと同じく120nで製造します。

3歳くらいになると、歩行がだいぶしっかりしてくるため、滑りどめをつけない場合が多いです。

滑り止めが必要な3歳くらいまでのお子様には、ベビーの9-14cmサイズをおすすめして、うまく住み分けをはかる形をおすすめします。

15-20cm ジュニアサイズ

幼稚園年少から小学校1-2年生が対象です。

同じ15-20cmでも、小さい方にウエイトを置くのであれば、キッズと同じ、120nで。大きい方にウエイトを置くのであれば、120nよりも一ランク幅広の144nを使います。

メーカーによって、サイズはまちまちですので、ターゲットを絞ったうえで、検証しサイズを決定するのがベストです。

レディス、メンズサイズ

靴下の仕様に応じてローゲージからハイゲージまでを使い分けて製造します。

一般的に22-24cmがレディスサイズ、25-27cmがメンズサイズになります。

寸法を決める基本的な進め方

靴下のサイズを決める際は、足底の寸法と丈を総合的に検討します。

1. 靴下を履いてほしい方の年齢について検討する

まずは、靴下を履いてほしい方の年齢を検討する必要があります。靴下のサイズは、足底の寸法(足裏の長さ)で決まります。

2. 靴下の丈(長さ)について考える

足底のサイズと合わせて、リブからかかとまでの長さ(丈)も検討します。この長さは、自由に変更することが可能です。

靴下寸法の測り方とは?

靴下寸法の測り方は、さまざま計測方法があります。

「筒型」のAは、リブからつま先までの「長さ」Bが裏面のかかとからつま先までの「足底サイズ」。

「L型」は、「ゴアライン」(かかとの縫い目)を起点として採寸を行う方法を採用しております。

Cが「長さ」、Dが「足底サイズ」にあたります。

「筒型」のAとL字型のCは「ふくらはぎ」「膝下」などの「丈」、「筒型」のBとL字型のDは、「22〜24cm」など「足底」のサイズを決める部分になります。

3. サイズ決定の重要な補足事項

最終的なサイズ感を決定するにあたり、以下の点にご留意ください。

対象サイズに近いサンプルを売り場で購入してみる

靴下のサイズと丈が決まったら、近いサイズのサンプルを売り場で購入して、実際に履いてみることをおすすめします。靴下のサイズの規格はメーカーによっても異なるため、着用することで改善すべき点を発見できるかもしれません。

靴下製造工程における寸法誤差について

靴下は伸び縮みするニット製品であるため、生産工程において誤差が発生します。特に蒸気を当てて形を整えるスチーム工程は手作業で行われるため、どうしても誤差が出やすくなります。 また、靴下左右の長さを揃えるためにスチーム後に「ペアリング」という工程を行いますが、通常は±1-2cmが許容範囲となっております。

私たちが製造する靴下のサイズ感の特長

当社の工場で製造する靴下は、伸縮性があるのが特長です。足にフィットするため、幅広いサイズに対応することが可能です。

単純にcmの数値だけでは決めきれない要素がありますので、最終的には実際に靴下を履き比べて、納得した上で製作に進まれるのがベターです。

岩村 耕平 
合同会社ブリングハピネス代表
靴下マイスター

東京都練馬区生まれ。
中華圏と携わって34年目。中華圏でのものづくりの仕事をして24年目。
業務のコミュニケーションはすべて中国語で行う中国語の達人。

大手ぬいぐるみメーカーで通訳、貿易事務、生産管理を経験ののち、靴下OEM製造の魅力に取りつかれ独立。
2014年、合同会社ブリングハピネスを立ち上げる。