- ピラティスやヨガに使うオリジナルデザインの5本指靴下を開発したい。
- ブランドの柄を5本指ソックスで再現したい。
- 滑り止めがついたグリップの利く5本指靴下を作りたい。
五本指靴下の製法は、通常の靴下と異なります。産地や工場によって、できることが変わります。
本記事では、以上のような方々に向けて製造現場の視点から整理します。
五本指靴下の製法は二種類ある
5本指靴下は大きく分けて二種類の製作方法があります。
私たちの靴下生産背景は、台湾と中国にあります。産地によって製法や特性が異なります。
横編み機で製造する一体型
リブからつま先までを横編み機でシームレスに編む製法です。
台湾の5本指靴下工場では、弊社の知る限りでは、大方が横編機を使って製造しています。日本製の編機も多く使われています。
横編み機を使うと、靴下に柄を入れることができません。ロゴやデザインを入れる場合は、刺繍か滑り止めで再現します。
台湾で製造する際の特長としましては、産地の標準仕様として等級が高めのインド綿が使われており、柔らかくてサラッとした仕上がりになります。
また弊社、長年、台湾でトランポリン用の滑り止め靴下を製造してきた関係で、滑り止め品質の良さも定評があります。
丸編み機+つま先の後付け
中国では、通常の靴下と同じ丸編機で靴下の本体を編んでから、後から5本指をつま先に取り付ける製法が普及しています。
通常の靴下と同じく、編み込みの5本指靴下を製造することが可能です。
グリップソックスは台湾製をおすすめする理由
以前、トランポリン用の靴下を中国で生産したことがありました。
その際、滑り止めが剥がれるというクレームが発生したことがあります。以来、グリップが必要な靴下は台湾で製造しています。
トランポリン用など特殊な靴下をオリジナルで作るにはどうしたらいいですか?
ピラティス、ヨガ、トランポリンなどグリップ性能が重要な用途では、台湾製を選ぶことをお勧めします。
現在台湾製においてリピート率が高いのはグリップの強さと肌触りの良さにあると考えています。
用途別の選び方
| 用途・ニーズ | 向いている産地 |
|---|---|
| ピラティス・ヨガ・トランポリン用グリップソックス | 台湾 |
| ブランドロゴ・柄入りの五本指靴下 | 中国 |
| シンプルな機能性五本指靴下 | どちらでも対応可 |
| 編み込みデザインを活かしたい | 中国 |
5本指靴下のロットについて
台湾、中国ともに600足/柄、サイズからの対応となります。
私たちにできること、できないこと
私たちは、ピラティスの専門的な知識は持ち合わせていません。どんな動きをするか、どんな機能が必要かは、スタジオを運営している方の方が深く理解しています。
一方で「こういう靴下をつくりたいが、できますか」という具体的な仕様の質問であれば、製造の観点からお答えできます。
素材、グリップの形状・位置、サイズ展開、デザインの再現方法など、お客様と一体になって試行錯誤をしながら作り上げるお手伝いをすることが、私たちの役目だと考えております。
何のために、誰が履く靴下を作りたいのかが明確になれば、最適な製法と産地が自然に決まります。
具体的なご要望があれば、ぜひご相談くださいませ。
岩村 耕平
合同会社ブリングハピネス代表
靴下マイスター
東京都練馬区生まれ。
中華圏と携わって34年目。中華圏でのものづくりの仕事をして24年目。
業務のコミュニケーションはすべて中国語で行う中国語の達人。
大手ぬいぐるみメーカーで通訳、貿易事務、生産管理を経験ののち、靴下OEM製造の魅力に取りつかれ独立。
2014年、合同会社ブリングハピネスを立ち上げる。

