中華圏製造で注意したい「日本の休み」と生産地の稼働日の違い

中国、台湾など中華圏で製造を行っていると、日本と生産地で休みのスケジュールが異なることがあります。

休み前に手配ができると良いこと

休み前に、

  • サンプル製作の依頼
  • 見積依頼

などを出しておけば、日本が休みの間も工場側は作業を進められます。

手配がうまくいけば、仕事を止めずに進行できるため効率的です。

ベストなのは余裕をもって手配することです。

よくあるのが、「休み明けに出社して工場に連絡してみたら何も進んでいなかった」というケースです。

これを防ぐには、

  • 休みの数日前に依頼を出す
  • 工場から質問がきてもいいように連絡を取れる状態にしておく

のがよいです。

私自身も独立前は、ファンシー雑貨メーカーの購買部門に勤めておりました。

休み前はばたばたしてしてしまい、結局お休み前の最終出勤日にサンプル依頼をして休み明けに出社したら何も進んでいなかった経験を何度もしています。

現在は緊急に対応しなければならないことがある場合には、休み中でも随時対応できるようにしております。

休み前後の進め方は、
仕様やロットよりも「段取り」ひとつで結果が大きく変わる部分です。

中華圏での製造を前提に、

  • どのタイミングで何を依頼すべきか
  • 日本の休みとどう噛み合わせるか
  • どこまでを休み前に固めるべきか

といった点を含め、
実際の案件に即した形で整理したい場合は、
下記ページもあわせてご覧ください。

追記|この記事の使い方について

本記事は、日本の休暇シーズンにあわせて、
内容を更新しながら使用しています。

  • 年末年始
  • ゴールデンウィーク
  • お盆休み

それぞれの時期で、
日本と中華圏の稼働状況は微妙に異なります。

実際の製造現場に即した内容に保つため、
日付や具体例は、必要に応じて随時見直しています。


追記|2026年 ゴールデンウィークの稼働例

2026年の日本のゴールデンウィークは、
5月1日(金)〜5月5日(火)を休暇とする企業が多く見られます。

一方、弊社が取引している台湾の工場では、

  • 5月1日:祝日
  • 5月2日以降:通常稼働

というケースが一般的です。

日本側が完全に休みに入ってしまうと、
工場からの質問や確認に対応できず、
結果として進行が止まってしまうことがあります。

GW前にサンプル依頼や仕様確認を出す場合は、
5月1日以降も連絡が取れる体制を残しておくことが重要です。

(最終更新:2026年4月)


追記|2026年 お盆休みの注意点(予定)

日本のお盆休みは、
8月中旬に1週間程度まとまるケースが多く見られます。

一方で、中国・台湾の製造現場では、
お盆休みは通常の稼働日であることがほとんどです。

そのため、

  • 日本側だけが止まる
  • 工場は通常通り動いている

というズレが起きやすい時期になります。

お盆前後の進行では、
日本側の判断遅れが、そのまま納期遅延につながるため、
事前の段取りが特に重要になります。

(※時期が近づいた段階で、具体日程を追記予定)


追記|国慶節(中国)の注意点(今後追記)

中国では、
10月初旬に「国慶節(建国記念日)」の大型連休があります。

この期間は、

  • 工場が完全に止まる
  • 休み前後で稼働が大きく乱れる

といった影響が出やすい時期です。

国慶節前後の案件については、
日本の連休以上に慎重なスケジュール設計が必要になります。

(※該当時期にあわせて追記予定)