靴下サンプルを製作するときに必要なAIデーターとは?

靴下製造の考えが詰まったブログ

靴下サンプルを製作するときに必要なAIデーターとは?

2022/7/7

靴下サンプルを製作するときに必要なAIデーターとは?

靴下サンプルを製作するときに「AI」と呼ばれる、アドビ社のイラストレーターで製作された原寸大のデーターが必要になります。

靴下サンプルの第一歩はAIデーターを作成するところからスタート。

靴下のデザインは、弊社がAIで製作した空白のテンプレートをお渡しするところからスタートします。

お客様の方でテンプレートにデザインをはめ込んだデーターを製作頂きます。(弊社でラフスケッチをAIに起こすサービスも承っております)

お客様からご提供のデーターを元にドット絵を製作します。靴下の編地にデザインはドット絵で作られているため、ドット化が必須になります。

靴下サンプルを製作するときにAIデーターが必要な理由

工場のデザイナー(ドット絵を書くのでドッター)がドット絵を製作します。柄の大きさや位置を正確に把握するため、原寸大で製作されたAIデーターでの入稿が必須になります。

AIを作れない場合はどうするか

お渡ししたテンプレートをプリントアウトして手書きでラフ画を描写頂ければ、デザイナーに依頼してAIデータ化することが可能です。

この作業は「書き起こし」と呼ばれます。弊社デザイナーも対応が可能です。外注になりますので実費で費用がかかります。

以前、ラフ画からAIを製作する工程を省略化して、お客様から頂いたラフスケッチを元に直接ドット絵を製作したこともありましたがうまく行きませんでした。

手書きのラフデーターをドット化する場合、より高度なデザイン力が要求されるため、AIを製作したとき以上に修正回数が多くなってしまいました。

デジタルデーターを製作する過程ではじめて気づく点もあります。手間のように見えてもAIを製作してからサンプルに進行されることをおすすめしております。

 

サービスメニュー

  • 「靴下ブランドを立ち上げたい」ブランド、クリエイター、に向けて、「伴走型の靴下製造サービス」をご提供しております。
  • オンライン、Email、対面での相談を承っております。
  • オリジナル靴下を製作したい方々に向けて、「製造工場を探したい」「どんな種類の靴下が製作できるか知りたい」など状況に合わせた記事を複数紹介しているページもありますので、よろしければご参照ください。
  • 台湾製無地靴下の在庫を使うことで、靴下は100足/色~、100足の中で刺繍デザインは2種類までの対応ができるようになりました。

合同会社ブリングハピネス代表。
中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。

この記事を書いた人

岩村 耕平

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