オリジナル靴下を製作する際のデザインの進行方法とは?

靴下製造の考えが詰まったブログ

オリジナル靴下を製作する際のデザインの進行方法とは?

2024/4/22

オリジナル靴下を製作する際のデザインの進行方法とは?

こんな方におすすめ

  • ・オリジナルデザインのソックスを製作する際の進行方法を知りたい。
  • ・靴下のデザインの仕方について知りたい。
  • ・自分でデザインした靴下を作りたい。

本日はそんな方々のために弊社でオリジナル靴下を製作をする際のデザイン製作や入稿の方法についてご紹介して参ります。

靴下デザインを製作する方法とは?

靴下のデザインは、靴下型のテンプレートにデザインを入れるところからスタートします。

ご要望の長さや形状に合わせたテンプレートをご提供します。デザインが完成したら、靴下工場でドット絵を製作します。

靴下の形状は「筒型」と「L字型」の2種類に分類されます。種類によって入稿方法も異なります。

靴下の形状が筒型の場合

筒状のテンプレートを提供します。

「かかと」の部分にはデザインを入れることができません。

「リブ」部分は、細かいデザインを入れることができません。ボーダー線1本や星など簡単な絵柄のみ表現することができます。

リブ部分に絵柄を入れると、締め付けが強くなりますので、デザインを入れないことをおすすめしております。

「つま先」にデザインを入れる場合、オーバーロックミシンでつま先を縫製する製法になります。

その場合つま先に縫い目があたり「ゴロゴロ」を感じることがあるので、はき心地を考慮すると好ましくありません。

形状がL字型の場合

筒状とL字型2種類のテンプレートをご提供します。

全ての靴下は、まずは筒状で製造されます。

筒状の靴下をL型の板にセットして、蒸気をかけてシワをとる工程ではじめてL字になります。

筒型の靴下を後加工でL型にするので、筒型にする前の平面のデザインと、L型にしたときのイメージ両方で入稿頂く形がベストになります。

靴下を製造する際の「L型」と「筒型」工程の違いを詳しく紹介した記事になります。特にL型靴下を製作されたい方にお役に立つ内容となっております。

オリジナルデザインの靴下を製作するときのデザインの入稿方法とは?

イラストレーターAIで入稿する

テンプレートは、イラストレーターAI形式の原寸データーを提供します。

イラストレーターで製作したデザインをテンプレートにはめ込んでご入稿頂けるとスムーズに進行することができます。

手書きのラフスケッチで入稿する

テンプレートに、手書きのラフスケッチでデザインを入れる形での進行も可能です。

その場合、お客様からのスケッチをデジタルデーターに書き起こす必要性が生じます。

弊社でデーターへの書き起こしをする場合、外部デザイナーに依頼する形になりますので、その分時間がかかります。

何度も修正を重ねるケースも多く、デザインの完成まで数ヶ月を要したこともありました。

靴下デザインが完成したらドット絵を製作しバーチャルサンプル製作へ

デザインが完成しましたら、データーを「ビットマップ」と呼ばれるドット絵に書き起こす作業に入ります。

ドット絵データーがあがりましたら、データーを元にバーチャルサンプルの製作に入ります。

靴下の絵柄は、イラストをドット絵に置き換えてから編み込みで製作されます。

靴下になったときの色合いやデザインが平面のイラストと異なって見える場合があります。

私たちは、2017年に靴下のドット絵を、実際にサンプルを製作するのと同じようにバーチャルでシュミレーションの可能なデザインシステムを導入しました。

実際に業務で使用して7年目になりました。

サンプルを修正する手間が大幅に圧縮されました。

サンプルを製作するのと同じような画像を製作することができ、修正点があってもバーチャル上で修正することができます。

お客様がご納得頂くまで、何回でも修正が可能です。

導入前と比べてサンプルを製作する回数が大幅に減りました。

バーチャルサンプルをご確認頂きましたら実際のサンプル製作に進みます。

靴下のデザインを製作するコツとは?

靴下のデザインはドット絵でできていることを念頭に置く

編み込みタイプの靴下のデザインは、ピクセル単位のマス目から成り立っています。

靴下サンプルの製作は、デザインを一目一目のドット絵で再現する作業を行うところからスタートします。

ドット絵でデザインを再現したビットマップデーターが、靴下デザインの元になります。

ファミコンなどのレトロゲームのキャラクターも、ドット絵で作られています。

ゲームキャラクターを参考にすると、どこまでなら再現が可能かイメージしやすいです。

靴下のデザインを一枚絵の平面図で考えてみる

靴下を製作するときの、ドット絵の「ビットマップデーター」は、平面の図案で製作されます。

図案の範囲は、口ゴムの下からつま先の上までになります。

平面の図案の左右をつなげて筒にすると靴下になります。

横のピクセル数は、靴下編機の仕様によって固定されています。

靴下製作においては針数(Needle)で仕様を示します。

私たちの工場で靴下を製作する場合、96/108/120/144/200の5種類から選択が可能です。

数値が大きくなるほど、柄が細かくなり、横幅も大きくなります。

縦のピクセル数は、靴下が長くなると、数値が大きくなります。特に制限はありません。

編み込みの靴下を製作する際の再現性について、詳しく紹介した記事になります。

特に編み込みの靴下を製作されたい方にお役に立つ内容となっております。

靴下をデザインするときの色数について

靴下をデザインするときの色数について、~7色程度を推奨しております。

実際は7色以上での再現も可能ですが、デザインによって可否が異なります。

色数が7色を超える場合はデザインを拝見してから、色数の増減をご相談しながら進行する形になります。

 

弊社台湾工場では、「7色機」を多数保有しており、ひと巻きで対応できる色数が最大7色となっております。

「ひと巻きで対応できる色数」とは、靴下をぐるりと一周したときに、何色の色を使えるかということです。

ひと巻きで6色とか7色というのは、その数しか色を使えないという意味ではありません。

あくまでも横のコース内での制限になります。

場合によっては10色〜15色での対応が可能です。(柄によっても異なります)

色数と柄の細かさは、靴下の履き心地と密接な関係があります。

色数が増えるほど、靴下がきつくなります。

編み込みで柄が細かく色数が多めのデザインの再現が可能な「ハイゲージ」をつかった製造方法を紹介した記事です。

まとめ

ここまで、オリジナル靴下を製作する際のデザインの進行方法について紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか。

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。

サービスメニュー

  • 「靴下ブランドを立ち上げたい」ブランド、クリエイター、に向けて、「伴走型の靴下製造サービス」をご提供しております。
  • ご相談を承っております。
  • オリジナル靴下を製作したい方々に向けて、「製造工場を探したい」「どんな種類の靴下が製作できるか知りたい」など状況に合わせた記事を複数紹介しているページもありますので、よろしければご参照ください。
  • 仕様にこだわった無地靴下の在庫を使うことで、50足/デザイン~の小ロット生産に対応ができるようになりました。

合同会社ブリングハピネス代表。
中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。

この記事を書いた人

岩村 耕平

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