旧台湾靴下工場で過ごした日々

靴下製造の考えが詰まったブログ

旧台湾靴下工場で過ごした日々

2022/10/30

旧台湾靴下工場で過ごした日々

旧台湾靴下工場の工場長と久々にLineで話をしました。工場が閉鎖してはや1年、靴下に対する情熱が戻ってきたようでちょっとだけほっとしました。

私が旧台湾工場と出会ったのは、2010年のこと。中国では製造が難しい、色数が多く絵柄が細かい靴下を製造する必要に迫られ、台湾に産地を求めたのがはじめでした。

工場長は、社長の息子です。父である社長は、1980年、今から36年も前に自ら靴下編器を購入し靴下を一足ずつ製作することからビジネスを立ち上げた職人さんです。

いつも厳しいことばかり言い、人をあまり褒めない社長も、工場長の靴下製造技術にはお墨付きを与えています。

社長も工場長も夜型です。工場を訪問したときは、社長がたてたお茶を飲みながら、夜な夜な話をしました。

電車が好きな人は飽きずに何時間でも電車を見ています。プラモデルが好きな人は、誰に褒められるわけでもないのに、自分が納得いくまでプラモデルを作り続けます。

彼らの靴下に対する向き合い方も、まさに「それ」で、自分を納得させるために高品質の靴下を作り続けるという一点に目が向けられています。

彼らに出会ってから12年になりました。工場に一ヶ月滞在したこともありました。台湾親子から毎日のように話を聞かされてきたので、私も靴下製造に魅力を感じるようになりました。

2021年に工場は閉鎖してしまいましたが、彼らと過ごした10数年の時間を通じて学んだ靴下の知識や考えかたが、弊社の血となり肉となりました。

台湾親子の考えかたを脈々と引き継いでいくことが、私たちの使命なのかもしれません。

 

サービスメニュー

  • 「靴下ブランドを立ち上げたい」ブランド、クリエイター、に向けて、「伴走型の靴下製造サービス」をご提供しております。
  • オンライン、Email、対面での相談を承っております。
  • オリジナル靴下を製作したい方々に向けて、「製造工場を探したい」「どんな種類の靴下が製作できるか知りたい」など状況に合わせた記事を複数紹介しているページもありますので、よろしければご参照ください。
  • 台湾製無地靴下の在庫を使うことで、靴下は100足/色~、100足の中で刺繍デザインは2種類までの対応ができるようになりました。

合同会社ブリングハピネス代表。
中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。

この記事を書いた人

岩村 耕平

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