靴下製造のパートナーとしてお客様ブランドの成長をお手伝いをする考え方とは?
2024/8/26
こんな方におすすめ
- ・靴下のブランドを立ち上げたい。
- ・自社ブランドのラインナップに靴下を加えたい。
- ・靴下ブランドのマーケティングプランのヒントを探している。
本日はそんな方々に向けて、靴下のOEM製造メーカーを営む私たちの「靴下製造のパートナーとしてお客様のブランドを成長させるお手伝いをする考え方」について紹介して参ります。
靴下製造メーカーを営む私たちがお客様と一緒に目指すゴールとは?
私たちは、発注企業様のご要望のデザインにて、靴下の受託製造をする「OEM生産」を行っている靴下製造メーカーです。いわば黒子のような存在です。
単に靴下という「モノ」を作るだけではなく、お客様のブランドにかける想いを共有し、二人三脚でお取り組みをさせて頂くスタイルを理想としております。
お客様の「仕様に従って工場で製造した靴下を無事お客様にお届けする」
ことが、弊社のゴールです。
「弊社が納品した靴下を売り切る」ことがお客様にとってのゴールになります。
弊社が工場で製造した靴下が「売れる」ことが、お客様が靴下を製造する第一の目的になります。
売れるためには、どうすればいいのか。デザインも含めて、「売場で購入した靴下を履かれる方に満足頂く」必要があります。
「靴下は美術品じゃない履くものだ」
台湾靴下職人の口癖です。靴下は、履くためのものです。外観のデザインがいくら美しくても、履いたときのはき心地がよくなければ、台無しになってしまいます。
お客様のデザインを最大限生かしつつ、履かれる方に満足頂ける靴下作りをすることが、弊社の考え方の基本になります。
靴下製造のパートナーとしてお客様と一緒に製造戦略について考える
ブランドのステージや、市場に投入する製品によって、製造戦略を検討する必要があります。
例えばブランドの導入期において、テストマーケティングを行いたいといった場合、小ロットでの製造が必須です。
弊社、無地の靴下を在庫し、日本国内の刺繍工場と協力することで、50足~の小ロットでの生産を実現しております。
ハイブランドとして販売しても十二分に通用する品質となっており、有名アパレルブランドや大手出版社などに向けて納品しました。
単に靴下を製造して納品するだけではなく、弊社に蓄積されたノウハウと工場の背景を共有し、「パートナー」として、お客様のニーズに合わせたお手伝いをすることが、弊社の目標です。
ブランドの導入期から成長期まで弊社とお付き合いを頂くことにより、相互理解が深まっていくので、製造に関わる、時間も含めたコストを圧縮できます。
弊社をお客様の会社の製造部門の一つとして位置づけて頂くことによるアウトソーシングとしての効果を出すことも可能です。
私たちをパートナーとして頂いた企業事例とは?
私たちを、パートナーとしてお付き合い頂いている、ぬいぐるみメーカーのU社様を一例としてご紹介します。
U社様は、自社ブランドとしてぬいぐるみ工場で製造できる「ぬいぐるみ雑貨」を展開しておりましたが、ラインナップに靴下を加えたいということで、弊社お問い合わせを頂きました。
初回は、弊社の最低生産数量である、中国製造の300足からスタートでした。
こちらのブランドは大成功とは行きませんでしたが、靴下の製造実績を生かしてご当地のキャラクター靴下のOEM製造に取り組まれています。
パディントンベア(くまのパディントン)の靴下カテゴリーの版権も取得し、物販も行っております。今では、靴下のOEM製造と物販が事業の核の一つとなっています。
U社が長年取り組んできた、ぬいぐるみ雑貨事業のキャラクター取り扱い経験と販路が、靴下にもぴったりはまったことが、事業を軌道に乗せることに成功した、最大の要因と言えるのかもしれません。
靴下製造のパートナーとしてお客様のブランドを成長させるお手伝いをする考え方についてのまとめ
ここまで、「靴下の製造パートナーとしてお客様のブランドを成長させるお手伝いをする考え方」について紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。
私自身、靴下に携わるようになったのも、前職のファンシー雑貨メーカーで、靴下事業の新規立ち上げに携わったのがきっかけでした。
現在のお問い合わせのうち95%が初めて靴下にお取り組みになるお客様になります。
お気軽にお問い合わせ頂けると嬉しく思います。
サービスメニュー
- 「靴下ブランドを立ち上げたい」ブランド、クリエイター、に向けて、「伴走型の靴下製造サービス」をご提供しております。
- ご相談を承っております。
- オリジナル靴下を製作したい方々に向けて、「製造工場を探したい」「どんな種類の靴下が製作できるか知りたい」など状況に合わせた記事を複数紹介しているページもありますので、よろしければご参照ください。
- 仕様にこだわった無地靴下の在庫を使うことで、50足/デザイン~の小ロット生産に対応ができるようになりました。
合同会社ブリングハピネス代表。
中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。
この記事を書いた人
岩村 耕平